始めてシリーズ(音楽編)  その2

始めてのアルバイト

高校一年生の夏休みだったと思います。
学校側はアルバイトを許可していたのかどうか定かではありませんが、毎週日曜日、愛知県の犬山遊園(現日本モンキーパーク?)の特設ステージ会場で、30分ぐらいの持ち時間でアマチュア・バンド何組かがステージをやるというイベントに参加しておりました。

ワンバンド2,000円ぐらい貰ったかと思いますので、 一応アルバイトですね。


当時は今みたいに練習スタジオが沢山あるわけでも無いので、それぞれの自宅に集まって音合わせすることが多く、当然音量は制限されますので、ステージでは最低でもドラムスの生音に合わせて音出せますから爽快です。

中学・高校とバンドを組んでいまして、私のパートはベース。 
当時ベースはギターがあまり上手じゃないからべ―ス みたいな感がありましたね。
私もそうなんですが、何故かベースが好きで・・・

犬山遊園は名古屋市内から少し離れていますので、出演料?の配当分では全然交通費にもなりません。
しかし 下手でも人前で演奏するということで、確実に度胸とグルーブ感は育つものだと感じていました。

リーダーでリードギターのH君は学内でもダントツで上手く(学業も優秀)、当時からギター泣かせてました。
こういう人がその気になればプロの道に進んで行くのでしょう。
あとドラムスのK君も大人しい性格でしたが かなり上手でした。

我々は所謂ベルボトム・長髪系でしたが、他のバンドに わりと やんちゃな輩達が通う高校の 皮ジャン・リーゼント系がいました。
初対面で「カツアゲ」されるのか と思いましたが、話してみると とっても音楽好きの良い奴らで、拍子抜けしたというか・・・ 仲良くなりました。

写真は当時使ってたベースで グレコ(グネコ)の多分PB-600です。
ボディー材はメイプルなので ものすごく重いです。
近年アメリカの とあるベーシストが70年代に使っていたスタイル に改造しました。

当時は指弾きでしたが、今はピックでないとリズムキープできません。ましてやスラップ奏法なんぞははまったく・・


2018年06月02日